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災害医療も頑張っています!

3月23~25日は富山でエマルゴインストラクターコースが開催され,医局員が1名参加しました.             その時の感想の一部を載せます〜.

” 金,土,日曜日と富山でエマルゴシニアインストラクターコースに参加しました.                    DMATなどで有名な先生がたくさんいたようです.

誰かに何かを教える,企画する(インストラクトする)考え方を学んできました.その方法として,エマルゴ(患者役や働く人,職場,現場などをマグネットを使って再現する)を使用するというコースです.

受講者の対象に合わせて(受講者の情報を得て),対象レベルを合わせて,Aim,Goal,Object(達成目標)を明確にして,その評価を客観的に出来る様に(点数化出来る様に)準備する事が大切です.
対象レベルというのは紹介→教育→訓練→検証というようなレベルがあります.
例えば,紹介はトリアージっていう考えがあります⇒教育は実際にトリアージしてみましょう⇒訓練は地震が発生しました,患者がたくさん来ますトリアージしてみましょうっていうことです
沢山の人数,部署で何かをやるときには,全員のレベルを把握する事と何処かにレベルを合わせる必要があります.

以前,八王子でやった時は企画者側の準備不足でしたので,今後は本部用の20分-30分程度のシナリオを作成し,本部演習は年に数回行う,大きな訓練は年に1回が良いのかなと思っています.”

最近は,そのインストラクターコースでも教育方法が注目されているようですね.

当センターでもエマルゴ標準コースを開催できるように頑張っています!

公開日: カテゴリ: 救命救急医のブログ