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解剖研修会に参加しました!

7月23日は東京医科大学(本院)の救急・災害分野が主催する解剖研究会が開催されました.

当科からは新医局員の赤嶺先生が参加することとなりました.

東京医科大学は病院こそ西新宿に位置していますが,大学は新宿6丁目にあります.

JR新宿駅を挟んで真逆の方向で、よく間違えてしまいます。

赤嶺先生は山形で研修をされていたので,大学キャンパスは初めてでした.

無事に間に合ったようで何よりです.

以下に,今回の実習体験記を載せさせていただきます.

 

 本日解剖研究会に参加させていただきました。

この研究会は外傷に関係した手技を貴重な献体を使用して勉強する会です。今回、八王子からは私の1名、残りは新宿の若手医師数名が参加し、3名のインストラクターが手技を指導してくださいました。
 行った手技は非常に多彩で、輪状甲状靭帯切開や胸腔ドレーン挿入などの比較的初歩の手技から、開胸術、大動脈遮断、骨盤ガーゼパッキングなど高度な手技までその理論的背景、適応、解剖学的事項を踏まえて実際の手技を勉強することができました。
 勉強した手技の中には大血管の縫合、心筋縫合など、まさか自分が行うとは想像もつかなかったような手技もありましたが、インストラクターからの詳しい説明、実際の手技での指導のおかげで少なくともその手技の基本を身につけることができたと思います。
 また基本的な手技であっても、臨床の場で陥りやすいピットフォール、ちょっとしたコツなどを確認することができました。
 本日勉強した手技を、今後の診療に活かせるように準備して行こうと思います。
このような貴重な会に参加出せていただき有難うございました。
さいごに、献体をしてくださいました方々、およびそのご家族様に深く感謝致します。
公開日: カテゴリ: 救命救急医のブログ