おはようございます。IVRナースです。
IVRナースは、放射線業務の他に救命センター業務、救命病棟業務も兼務しています。
やはりIVRナースとしては放射線業務が好きです。
さて、先日TBLBという気管支鏡を用いた検査の介助につきました。
この検査は、口から内視鏡のカメラを挿入し気管支に入れて組織を取ってきたり観察したりする検査なのですが、スムーズにいく時と、苦しくて大変な思いをする時と、いろいろですが総合的に正直苦しい検査だと思います。
初めての検査では患者さんはとても不安を抱いています。
私たちIVRナースは、そんな患者さんの不安を軽減できるよう検査の説明やうまく終えるためのコツなどをお話しさせてもらいながら、検査中近くで声かけを行いながら、何かあれば医師に報告をし安全に検査を行っていきます。
はじめての検査で不安をいだいていた女性の患者さん。
喉の奥を触られたりするとすぐに嘔気が出てきてしまうということでしたので、コツをお話ししました。しかしやはり嘔気が強くでてしまいました。医師は検査をどんどん進めたいという雰囲気が漂っていましたが、患者ファースト。患者さんにいつも以上に声をかけたり笑顔で接したりしながらリラックスするように接し検査中も手を握ったり声かけしたりしました。
無事に検査を終えた後に患者さんから「ありがとう、やさしくしてくれて」とお言葉をいただきました。
当たり前のことをやっただけではありますが、患者さんの言葉は嬉しいです。
この出来事を通し、患者さんに寄り添った看護というものの大切さを改めて実感しました。初心を忘れずにこれからも頑張りたいと思います。
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