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いざ医師になってみると、何科を回っていても救急医療は切っても切り離せない科だと感じる

いざ医師になってみると、何科を回っていても救急医療は切っても切り離せない科だと感じる

◎内科専門医取得(2025年)/救急科専攻医1年目 門 瑞紗 先生

dr-kado

救急科を選んだ理由は何だったのですか?

2次救急病院で内科を経験し、助けられなかった命や重症で3次救急病院へ転院搬送となった症例がありました。

断らない救急を達成するには重症を診る力が必要と感じ、救急科での研鑽を積むこと、特に3次救急を経験することを選びました。

印象に残る出来事を教えてください。

勤務して数か月ですが、すでに重症膵炎を数例経験させていただき、これまでの2次救急は対応できず転院となっていたような症例を経験でき勉強となりました。

当院の救急科は連携病院も多いため、安定後は連携先の外勤先へ転院調整を行い、そちらの病院でその方の退院まで経過を診ることができました。

この救急科専門研修プログラムの良いところは何ですか?

外傷救急も内科救急も受け入れるので、自分のやりたいことが見つかり、それを尊重してくれるところです。

内視鏡や外傷手術の修練も積めるようにプログラムを調整してもらえたり、上記にも記載したとおり、連携先も多いところは魅力だと思います。

八王子という地域、土地柄についてはどうですか?

都会に出やすい準都会という感じでしょうか。

ベッドタウンということもあり日常生活は送りやすく、一方でOFFの日には都会に出やすく、住みやすい街です。

救急科専門研修プログラムに興味がある人へのメッセージをお願いします。

学生のときは救命科は自分には無理と最初に諦めた科でしたが、いざ医師になってみると、何科を回っていても救急医療は切っても切り離せない科だと感じます。

特に当院の救急科は1次~3次まで受け入れているため症例が豊富です。

やりたいことが見つかっている方はその科の症例の入口として、やりたいことが見つかってない方も、それを見つける入り口として、もう専門が決まっている方もさらにその重症を診るゴールとして、ぜひ当院の救急科専門研修で一緒に働きませんか。

公開日: カテゴリ: 未来の救急医達へ