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IVRナースって・・・え?何に?

おはようございます!

IVRナースってなんだ?と思う方いると思います。

まずはIVRのお話から。IVRとは、IVR学会のホームページから引用すると→インターベンショナル・ラジオロジー(Interventional Radiology)の略です。日本語訳として一般的に「放射線診断技術の治療的応用」という言葉が用いられますが、「血管内治療」、「血管内手術」、「低侵襲治療」、「画像支援治療」もほぼ同義語として使われています。エックス線透視や超音波像、CTを見ながら体内に細い管(カテーテルや針)を入れて病気を治す新しい治療法です。

一般の方や学生さんの多くは、「手術=メスで切る」というイメージがあると思いますが、このIVRは簡単に言ってしまえばメスで切らずに手術をする治療をさすとおもいます。

そんなIVR治療の介助につくにあたりIVRに特化した知識を有しているとIVR学会が認定してくれた看護師がIVRナース(現在INEナース)です。
当センターには私を含め3名のIVRナースが在籍しています。しかし現場(放射線分野)で現在勤務しているのは私だけです。

IVRナースといっても、看護業務は他の看護師と変わりません。正直学会認定をもらいもうすぐ1年が経ちますが、IVRナースとして何かできたかというと・・・です。

IVR治療は救急領域では頻度が高い治療であると私は思います。緊急カテーテル治療、例えば心臓血管治療や脳血管治療(出血・梗塞)、腹部血管治療(出血に対する塞栓術)、ERCP、ドレナージ術等。救急で働く看護師としては切っても切れない関係です。

ただ、「救急看護」は知名度も人気も高いので看護師の憧れの的ですが、IVR(放射線看護)は知名度も人気も正直ない・・・。
IVRナースとして、知名度も人気も低いIVR、放射線看護をいかに世の中に知ってもらい興味を持ってもらうかが、これからの院内での私の役割でないかなって思います。
これからIVRナースとして、IVR・放射線看護の知名度向上を目指し頑張りたいと思います!
さ、朝から熱く更新させていただきましたので、今日もパワフルに頑張りたいと思います。

公開日:2015年3月19日  カテゴリ: IVRナースの独語